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入居希望者お一人目決定!

嬉しいことに
お一人、入居希望者が現れました‼

 

素晴らしい握手

生活介護事業所で送迎の仕事をしている友人が、
利用者のお母さまに、


「知り合い(私のこと)がグループホームを
立ち上げるんです」と話してくれたことで、
すぐに連絡があったのです。


「娘をぜひ入居させてほしい!」と。

 

早速、その生活介護事業所で
その娘さんと面識を持ちました。

 

その娘さんはとても可愛らしい顔立ちで
実際の年齢よりずっと若く見えました。
その方には、知的障がいがあります。

 

そして、友人の送迎する車に同乗し
その娘さんを自宅まで送っていき
お母さまにもお会いしました。

 

お母さまが言うには
「外ではおとなしいが、私に対しては
暴力をふるうことがあるんです。」と。

 

いろいろお話を聴いて、
このお母さまと娘さんは
少し距離を置いた方が良いのでは、と思いました。

 

初対面にもかかわらず、
お母さまから「よろしくお願いします。」と
言われてしまいました。

 

というわけで
彼女が、「グループホームアダージョ」
入居希望者第一号となったわけです。

 

彼女と関わっている相談支援の担当者とも
お会いしたところ、「お母さまのためにも
娘さんのためにも良い選択だと思います。」と
喜んでくださいました。

 

もちろん、これから「体験入居」もしていただき、
ご本人にも納得してもらうことで、正式になります。

彼女にとっては、週末に実家に帰るという
利用の仕方が合っているかもしれません。

 

スタートとゴール

 

思い起こせば一年前

ひょんなご縁でこの家の持ち主と知り合い

「この空き家を使って、障がい者の
グループホームを作りましょう!」と
背中を押されたのでした。

 

子育て支援には関わってきたけれど
障害者支援には詳しくなくて

 

それからというもの
グループホームのことを知るために
いろいろ調べたり聞いたりしました。

 

そして

車で5分のところにあるグループホームに
見学に行くつもりが、6か月もの間
生活支援員として
働かせていただくことになりました。

 

早番に入った時は
着替えを手伝い、朝食の介助をしたり、
仕上げの歯磨きを手伝う方もいました。


男性の髭を剃ってあげるという
初めての体験もしました。

 

夜勤に入った時は、
眠れないという利用者さんの
相談相手になったりもしました。

 

そこで実際に体験したことは、
とても貴重なものになりました。

 

 

そして、グループホームを開設するためには
法人を作らなくてはなりません。

 

手続き書類

 

定款を作り、それを公証役場で認証してもらい、
法務局に行って「法人登記」をしました。

 

法人としての銀行口座も作らなければならず
そのために必要な書類がたくさんあって


それで、税務署にも「法人設立届出書」を
出さなければならないことがわかって
慌てて提出したり…

 

でも、そんなことは序の口で
なんといっても大変なのは、
県に提出する「指定申請書類」です。
34種類あります。

 

まだ全部書き終わっていません。

 

実は、申請書が受理されて
正式に指定されなければ
開設することはできません。

 

でも大丈夫!
きちんと期限までに提出すれば良いのです。
あともう少しです。

 

そして、申請予定日直前に
「サービス管理責任者」の資格証を
受け取ることができるはずです。

 

ハラハラドキドキです。

 

たくさんの書類

 

このあとやることは…

 

一般住宅だった建物を
福祉施設にするわけで
火災報知機の設置が必須です。

 

ホームセンターに売っているようなものではなく
ちゃんとした機器を取り付けて、
消防署の方に立ち会ってもらわなくてはなりません。

 

今まで大家さんが住んでいたので
家具や食器は揃っています。
ただ、少し整理は必要ですが。

 

テーブルを囲んで食事

 

入居希望者第一号になった彼女のことを
思い浮かべながら、室内を整えていきたいと
思います。

 

「グループホームアダージョ」
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